勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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859:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 08:11:24.21 ID:KbfSVIxh0
剣士「その魔方陣は解読できたの?」

魔女「出来て居らん…使う触媒が何なのか分からんのじゃ…方陣の交点も調べにゃイカン」

商人「それで急ぎでフィン・イッシュに…」

魔女「うむ…」

情報屋「4000年前の地軸の移動もオークシャーマンが関わって居そうだから…今の異常気象も同じかも知れない」

商人「影響がどの程度出るのか想像出来ない…」

情報屋「文明が完全に入れ替わるくらいってどう思う?」

剣士「子供が生まれない上に地軸の移動か…」

魔女「幸い状況が急変する程の速さでは無い様じゃでこれから対応を考えねばならぬ」

剣士「例えばどんな?」

情報屋「まず大洪水の備えね…船の確保と山間部への移動とかよ」

剣士「津波じゃなくて洪水?」

情報屋「地軸の移動で未踏の地が温暖になった場合氷が全部溶けるのよ…その結果大洪水になるのはどの伝承でも同じなの」

商人「ハハ海の水が増えるって言うのかい?」

情報屋「数十メートル増えただけでセントラルもキ・カイも水に浸かるわ?波で一気に浸食されて数年で無くなってしまう」

商人「海の水が数十メートル増えるなんてどんな量なんだよ…ありえない」

情報屋「不確かな伝承だけど100メートル程増えるという記録もあるの」

商人「100メートル!!馬鹿な…」

魔女「直ぐ増えるとは思うて居らんがそういうつもりで準備を考えねばならんのじゃ」

商人「だとするとセントラルもキ・カイも壊滅…シン・リーンの港町もだ」

剣士「僕の島も無くなっちゃう」



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