勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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860:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 08:12:03.09 ID:KbfSVIxh0
魔女「次にじゃ…ホムンクルスはいつ目覚めそうなのじゃ?」

商人「正直分からない…自己治癒で生体が育って来ているのは確かなんだ」

剣士「そうだ!魔女?…念話でオークシャーマンとお話出来ないの?」

魔女「わらわが知って居る念話は貝殻にエンチャントを掛ける術なのじゃ…貝殻を渡せば通じるとは思うが…」

剣士「居場所が分からない」

魔女「そもそも念話が使えたとして居場所が分からん者に通じるとは思わんが?」

剣士「あー千里眼と同じかぁ…」

魔女「ホムンクルスの存在をオークシャーマンに伝えたいのじゃな?」

剣士「そうだよ…そうすればオーク同士の戦争が回避出来るかも知れない」

魔女「わらわが思うにな?オークシャーマンは別の目的で天候を操って居る様に思うがのぅ…」

女オーク「戦争を有利に進める為では無いと?」

魔女「結果的にそうなって居るじゃろうが規模が大きすぎるとは思わんか?」

商人「地軸の移動ってまだ決まった訳じゃ無いよね?」

魔女「本当に西オークと東オークで争い合って居るんか?」

女オーク「本当よ?西オークは東オークの村を奪っているわ」

魔女「侵略して居るのじゃな?」

女オーク「そう…でもその後奪った村をどうしているのかまでは知らない」

商人「むむ!200人程度じゃ領地奪っても意味無いね…精々略奪か」

魔女「おぉそうじゃ!忘れておった…呪符に光の方陣もあったのじゃ…オークシャーマンは千里眼を使えんのか?」

女オーク「分からない…天候を変えるのは見て分かるからそれしか…」

剣士「まてよ?もし使えるとしたら君の眼を見通す事も出来るな…」

魔女「それが言いたいのじゃ…女オークの事をオークシャーマンは知って居る…じゃからすべて見通して居るやも知れん」

剣士「僕達は泳がされてる?」

魔女「その可能性も考えておいた方が良かろう」

剣士「狭間の外で見た事すべてか…ホム姉ちゃんを知ってるとしたら…」

商人「マズいな名も無き島に向かってる可能性はありそうだ」

剣士「大丈夫!移動の殆どが狭間の中だよ…場所が分かる訳無い」

魔女「ウンディーネが目覚める直前だと知ったして次に何をするじゃろうのぅ?」

剣士「まさかドリアード?」

魔女「そんな気がしてならん…」


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