勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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820:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 23:40:16.96 ID:pYa2Z27w0
『翌日_地下』


スタスタ


剣士「商人さん!」ユサユサ

商人「ハッ…」パチ

剣士「書き物しながら寝てたんだw」

商人「ホムンクルスは!?」スタ

剣士「昨日のままだよ…あ!違うコレ神経かな?何か成長してる」

商人「よし!遅いけど確実に成長してる…よしよしこれで僕が居なくなってもホムンクルスは生き延びる」

剣士「え!?商人さんはホム姉ちゃんに会いたいんじゃないの?」

商人「会いたい…でもそれは二の次さ…ホムンクルスが生き延びれば僕はこの命なんか要らない」

剣士「ダメだよ命を要らないなんて言ったら…命は生かされてるんだから」

商人「ハハそうだね…精一杯守るさ」

剣士「それで今日からどうする?」

商人「しばらく間が必要なのは分かった…危険を承知でオークの地まで行こう」

剣士「お?ウンディーネの居る所だね?」

商人「場所は分かってる…まず様子が見たい」

剣士「おけおけ!空から見るだけなら大丈夫さ…ハイディングもあるしね?」

商人「準備するから少し待って」

剣士「うん…」コロン


チャプン


剣士「ん?瓶の中にエリクサー?…そして外部メモリ」

商人「あぁぁそれに触らないで」

剣士「商人さんコレもしかして…」

商人「僕に何か有ってもこれで確実にホムンクルスが蘇る…まぁ保険さ」

剣士「ねぇ止めようよそういうの…死神はそういうのに敏感なんだよ」

商人「死ぬ気は無い…只僕達の力ではどうしようも無い事もある…君も見ただろう?海を漂う流氷を」

剣士「商人さんも気付いたんだね…オークシャーマンの力を」

商人「だから保険を掛けてるのさ…死ぬ気なんか全然無いしもう一度彼女に会いたい…最善を選んでるだけだよ」

機械の犬「クゥ〜ン」

商人「分かってる…さぁ行こう!」


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