819:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 23:39:25.08 ID:pYa2Z27w0
『小舟のある砂浜』
ザザー ザブン
女オーク「剣士!?何処に行ったの?剣士!?」
剣士「あぁ…ここに居るよ」
女オーク「居ないから探したわ…何してるの?」
剣士「星を見てるんだ…おいでよ」
女オーク「望遠鏡で?」
剣士「いや望遠鏡で見るのは意味が無かった…見てよ今日は月が無い…空も澄んでる」
女オーク「本当ね…こんなに星が…」
剣士「それで望遠鏡で見て見たけど星は星のままさ…このまま見て居た方が綺麗だ」
女オーク「海にも星?」
剣士「海の中にもね…沢山の虫が居るんだよ?あの虫は光るんだ…見てて?ほい!従え!」
ユラー キラキラ
女オーク「あなたが操って?」
剣士「すごいでしょ?」
女オーク「ウフフ…」
剣士「あの星にも誰か住んでるのかな?行ってみたいなぁ」
女オーク「どうして光るのかしら?」
剣士「きっと太陽の反射だよ」
女オーク「こんなに沢山?」
剣士「何個あるんだろうね?」
女オーク「虫の光は何個あるの?」
剣士「ハハハ数え切れない…そうか星も数え切れないね」
女オーク「虫はどうして光を?」
剣士「光を使って他の虫を呼んで居るんだよ…虫は光を目指して飛ぶからね…」
女オーク「水の中で飛ぶっておかしくない?
剣士「水の中でも同じさ…」---あれ?---
光を見て飛んでる…
そうだ花粉…いや命の種を持ったまま飛ぶんだ
命を運ぶのは虫…
…なんか引っかかる
もしかして虫が命を運ばなくなったのか?
女オーク「剣士!じゃぁ先に帰って待ってるから…遅くならないでね」
剣士「ん…うん…もう気が済んだから行くよ」
女オーク「じゃぁ一緒に…ウフフ」
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