勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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661:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 20:49:43.08 ID:pYa2Z27w0
女オーク「虫の役割は?」

剣士「蟲と植物は共生関係さ…でも能動的に動ける蟲の方が強い」

女オーク「じゃぁ虫を操る剣士はもっと強いのね」

剣士「ハハそういう言い方になるか…でもここまで言ったらどうして人間達が困窮しているのか分かるよね?」

女オーク「植物に誘導されてる…」

剣士「正解!…なんでだろうね?」

女オーク「え?どうしてだろう…」

剣士「教えてあげる…人間が不要になったんだ…今まで利用してた人間がもう要らなくなった」

女オーク「利用って何?」

剣士「う〜ん…そうだな花粉や種を運ぶとか害虫を駆除させるとか…植物にとって有益な何か」

女オーク「それを失うと困るのは植物では?」

剣士「困らなくなったから不要になったのさ…」

女オーク「それって何?」

剣士「植物はね…10年前に知恵の実を得たんだよ…この星を統べる知恵を得たんだ」

女オーク「10年前…光る夜の時ね」

剣士「君も遠くで見ていたんだね…そう…あの光は知恵の実を得た植物が起こした」


知恵を得たのと同時にこの星を焼き尽くす力も得たんだ

そして僕達人間は不要になった

きっと不要になったのは人間だけじゃない…共生関係に無い生物はすべて不要だ

エルフもドワーフもオークも…ドラゴンだって…クラーケンさえ

植物にとって皆要らない存在だ…僕達はゆっくりと滅びの道を進んでる


剣士「…これで良いんだっけ?ってよく考えるよ」

女オーク「知恵を得た植物をどうにかしないと…」


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