662:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 20:50:25.00 ID:pYa2Z27w0
剣士「僕は10年前にその現場に居たんだ…幾千幾億の蟲が束になっても光で焼き尽くされた…どうにも出来ないんだよ」
女オーク「さっき植物より虫の方が強いって…」
剣士「それを超える力を植物が得たんだ…10年前にね…もう調和させるのは無理だよ」
女オーク「…イエローストーンより火竜いずる時我らが主目覚めん」
剣士「え?なにそれ?」
女オーク「西オークに伝わる予言の一説よ」
剣士「どうして急に予言の話なんか…」
主を目覚めさせしは未来
その者…主に従い厄災を払わん
万物の生けとし生きる物の調和を謀らん
女オーク「私が知って居るのはほんの一説…でも何か分かって来た…未来って個人の名前だったのね?」
剣士「ええ!?僕?なんで?」
女オーク「すべてのオークは未来に主である精霊が目覚めると思ってる…私はあなたが目覚めさせると思った」
剣士「予言に個人名なんかおかしいじゃ無いか」
女オーク「誰が予言したのかしら?」
剣士「…まさか」
女オーク「あなたのお父さんとお母さんは何処へ?」
剣士「パパとママが残した言葉…なのか?ちょちょ…その予言もっと知りたい!」
女オーク「私は少ししか聞かされて居ないからそれだけしか知らない」
剣士「予言でメッセージを残してるのか…そうか!!壁画にもメッセージが有る筈だ」
剣士「分かったぞ…パパもママも文字が描けない…だから画にした」
女オーク「オークに伝わる予言は詩になってる」
剣士「ずっと予言なんか後から書かれた体の良い歴史の修正だと思ってた…興味無いから無視してたよ」
女オーク「帰ったら予言も調べないとね」
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