282:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/14(水) 18:58:33.24 ID:qOmQVu6P0
タッタッタ
ローグ「取ってきやしたぜ?頭が良くこの顕微鏡で金属の表面を覗いていやした」
女海賊「貸して!ちょい見る…ドレドレ」ジー
商人「何か分かる?」
女海賊「うわ…メチャクチャ細かい…え!?この顕微鏡じゃ全然倍率足りない…こんな細かい物を覆ってるこの表面はなんだろ…」
商人「君が分からないという事は僕が見ても分からないんだろうなぁ…」
女海賊「技術力が全然違うのは良く分かった」
商人「僕も見て良いかな?」
女海賊「ほい…」
商人「本当だ…すごい細かいね…アレ今どの辺り見えてるんだろ?あーーここか」
女海賊「あんたが見てもやっぱ分かんないよね」
商人「でも文字が見える」
女海賊「なんかあったね…それスロットの穴の上にある物理ボタンに書いてる奴だよ」
商人「物理ボタン?ボタンって何?」
女海賊「外部メモリは外す為の仕掛けとかそんな感じじゃないの?」
商人「外部メモリを外すのにそんな仕掛けは無かった筈…押し込んだら取れる」
女海賊「ふ〜ん…じゃ他の何かの仕掛けかな」
商人「仕掛け…この文字CMOS…古代文字だ…意味分かったりする?」
女海賊「そんなん私が知ってる訳無いじゃん…ほらやっぱ情報屋に聞きたくなるっしょ?」
商人「書物は全部情報屋が持ってるなぁ…」
女海賊「海賊なんか放っておいて行こ行こ!!」
ローグ「姉さん…そら無いっすよ…ここまで連れて来たんすから責任てやつがですね…」
女海賊「ほんじゃローグ置いて行こ」
ローグ「ちょちょちょちょ…そらもっと無ぇ〜っすよ!!」
女海賊「あんたが残って責任持ちゃ良いじゃん!!私はあの海賊共に裸にされてヤラれかけたの!分かる?」
ローグ「う…そらまぁ海賊にも落ち度はありやすがね」
女海賊「私からすっと爆弾落として皆殺しでも良い訳よ…ハッキリ言うと怒ってんの」
商人「まぁまぁ落ち着いて」
ローグ「実は姉さんには隠していたんでやんすが…」
女海賊「なによ!!」
ローグ「黒の同胞団の隠れ家にウラン結晶がたんまり在るんすよ…あと謎の器具もありやす」
女海賊「ちょ!!何で早く言わないのさ!!」
ローグ「言うと勝手に取りに行っちまうもんすから…」
女海賊「おっし!!それ回収したら出発…キマリね!!」
ローグ「じゃぁ明日の早朝に取りに行く感じで良いっすかね?」
女海賊「何言ってんの今行くに決まってんじゃん!!あの海賊共に先越される…」
商人「ハハハ…やっぱりそうなるか」
女海賊「商人は留守番してお姉とホムちゃん見てて…私とローグでちゃっちゃと取って来る」
ローグ「トホホ…商人さん後はお願いしやす」
女海賊「行くよ!!」ピョン シュルシュル
ローグ「ああああ…姉さん早いっすよ!待って下せぇ!!」
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