281:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/14(水) 18:57:39.48 ID:qOmQVu6P0
タッタッタ スタ
ローグ「戻ってきやしたぜ?」
商人「どう?あった?」
ローグ「首の付け根にありやした…なんすかねコレ?」
商人「見せて!!これが超高度AIなのか?」
女海賊「うわ…めちゃ細かい機械だね」
商人「君…顕微鏡とか持って無い?」
女海賊「お姉ぇが持ってる」
ローグ「頭の荷物はあっしが預かってるでやんす…持ってきやしょうか?」
商人「うん…」
ローグ「ちっと向こうの気球に取りに行って来るっす」タッタ
商人「ふーむ…これは外部メモリを挿すスロットかぁ…という事はこういう向きで頭部に入ってる訳か」
女海賊「なんか超高度AIって思ってたより小さいんだね」
商人「そうだね…こんな小さい機械で色々考えてるんだね」
女海賊「これ頭が無かったって事は脳ミソ無いよね?どうやって記憶するん?」
商人「さぁね?…でもだから自活出来なかったんだと思うけど」
女海賊「あのさ…木って脳ミソの代わりになるんじゃね?だから木に融合してたとかいうオチ」
商人「それはありえるかもね」
女海賊「剣士が聞こえるっていう森の声の正体は実はソレでしょ」
商人「ふむ…」
女海賊「森の動物とか魔物は森の声に従ってたりするじゃん?実はそいつが操ってるって事」
商人「それが魔女が言うドリアード化なのかもね…ドリアード伝説といえば情報屋が調べてたね」
女海賊「んんん私もうこの森に興味無くなっちゃったんだよなぁ…早い所シャ・バクダ行きたいなぁ」
商人「ハハ海賊は放置かい?」
女海賊「あいつら適当に上手くやるんじゃね?」
商人「まぁまぁ…せめて今晩くらい見守ろうよ」
女海賊「この飛空艇1基無くなった所で戦局大した変わらんじゃん?お宝なんかくれてやるからさぁ…」
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