勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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283:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/14(水) 18:59:13.19 ID:qOmQVu6P0
『貨物用気球』


フワフワ


船乗り「気を付けるでがんす」

商人「ふぅ…やっぱりこの鍵爪はロープ伝うのに何かと便利だ」

船乗り「どうしたでがんす?」

商人「指示書を持って来たんだ」

船乗り「へぇ?」

商人「女戦士が倒れてしまったからね…この後どうするか指示書でまとめて来た」

航海士「指示書という事は何処かに行かれるので?」

商人「早い話そうなる…その後は2人がこの指示書に沿って海賊をまとめて欲しいんだ」


そんなに難しい話じゃないよ

今あるキャンプをベースにして各自自由にして良いという流れさ

女戦士の貨物船はしばらく漁村で停泊

それで貨物船の乗組員がこの入り江に有ったガレー船を使って

この界隈で活動していて欲しい


船乗り「この隠れ家はどうするでがんす?」

商人「危険じゃないなら自由にして良いとは思うけど…ここは黒死病や毒が蔓延すると思うよ」

船乗り「良い隠れ家なんですがねぇ…」

商人「今のキャンプも十分良いと思うよ…あそこは特に食べ物に困らない」

航海士「どれくらいで戻って来ますかね?」

商人「女戦士が早く目覚めれば良いけど…」

船乗り「頭の容態はあまり良くないでがんすか?」

商人「うーん…何とも言えない…ただ頭を弓で撃ち抜かれて昏睡しているんだ」

船乗り「ええ!!?頭を…」

商人「他の海賊達には秘密にしておいた方が良いね」

船乗り「緊急事態だったんすね…」

商人「まぁね…それで船に乗っていた宝石があれば数年は遊んで暮らせる…それを元手にしばらくこの辺りで様子見さ」

船乗り「頭の貨物船はその…ハイディングというやつを俺達が使って良いでがんすか?」

商人「有る物は上手く使って良いよ…兎に角…女戦士が帰って来た時に万全になっていれば良い」

船乗り「承知でがんす」

商人「じゃぁ戻るね?見張りの継続もよろしく」ピョン シュルシュル



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