北条加蓮「藍子と」高森藍子「変わりゆくカフェで」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/15(日) 18:49:55.30 ID:3SqBtgoG0
加蓮「で、このこたつは何なの?」
藍子「はい。メニューの……あった。これ、これっ」
加蓮「季節限定の……えーっと、『こたつに入って食べるみかん』。……なにこれ?」
藍子「こたつに入って、食べるみかんです」
加蓮「……それはカフェのメニューなの?」
藍子「ちなみに、1日5名さまで限定みたいですよ。お布団を綺麗にしたら、また注文できるようになるみたいです」
加蓮「確かに、誰が使ったか分からない後のこたつはちょっと嫌だけど……。いやいやいや。こたつに入って食べるみかんって……」
藍子「こたつと言えば、みかんですから」
加蓮「ええぇ……」
藍子「それに、猫ちゃん型のクッキーも、一緒についてくるんですよ」
加蓮「ホントだ、書いてある。それで500円かぁ。安っ」
藍子「注文した後は、帰るまでこたつをお借りしていいそうです。自分の家と同じように、くつろぐことができちゃいますね」
加蓮「……ほほう。つまり、こたつのはしっこにクッキーの食べかすがあるのも自分の家みたいなものだからなんだ」
藍子「えっ? ……あ、本当だ。こぼれちゃったのかな」
加蓮「あははっ。こたつだもん、しょうがないよ」
藍子「しょうがないです」
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