北条加蓮「藍子と」高森藍子「変わりゆくカフェで」
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/15(日) 18:59:55.33 ID:3SqBtgoG0
加蓮「えーっと。つまり……藍子は今でも自分で気付いてないとこあるけど、1回知っちゃったら……さ。ずっと見ていたいなぁって思えるところがあるの」

加蓮「アイドルだけど日常的で、自分と似てるなって思う所とか、自分との共通点をつい探しちゃって……」

加蓮「気付けばファンになってる、って感じの。まぁ最近は、良い意味で偶像的になってるのかもしれないけどさ」

加蓮「人間関係が簡単に消えないのと同じで、藍子のことも、1回でも目に入ったらそう簡単には忘れられないよ。あの2人も――特に片方は、藍子の大ファンだったワケだし?」

藍子「私のこと……。忘れちゃって、いないのでしょうか」

加蓮「うん。絶対。……って、藍子の為にも言い切ってあげたいんだけどさ。私って……その辺がちょっと複雑っていうか、人間関係がプツプツになりがちな人生だったっていうか……」

藍子「……」

加蓮「自分でも言ってて、どこか嘘っぽいって思っちゃって……。真面目に励ましてあげたいけど、うまく言えないの。えっと――」

藍子「……そっか。それなら、安心ですねっ」

加蓮「は? え、なんで? どこが!? なんで今ほっとしたの!?」

藍子「加蓮ちゃんも、昔からの縁がありますよね。加蓮ちゃんにとっては嫌いな相手でも、相手はずっと覚えてくれている――」

加蓮「……それ、病院の人達のことを言ってる?」

藍子「はい、そうですよ?」


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