27: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 02:58:12.84 ID:f3OMVmU00
―Side:穂乃果
―With:希
希 「穂乃果ちゃん……」
28: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 02:59:12.75 ID:f3OMVmU00
穂乃果 「そんなことはどうでもいいよ。いや、どうでもよくはないけど、話すなら希ちゃんにじゃない。まず話さなくちゃいけない相手がいるんだ。お願い、そこをどいてよ希ちゃん!!」
希 「……でも、ウチも約束が!」
穂乃果 「私がっ!! ……ちゃんと私が、解決してみせるから!! お願いだよ希ちゃん!!」 ググ
29: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:00:09.96 ID:f3OMVmU00
―Side:海未
―Research:???
一つ、一つ、必死に思い出せる限りの言葉を思い出す。だって、今回私の記憶を欺いているのは誰でもない私なんですから、今までにない強敵です。
30: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:00:55.02 ID:f3OMVmU00
―Side:穂乃果
―With:???
穂乃果 「ねぇ……」
31: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:01:50.49 ID:f3OMVmU00
―Side:海未
―Draw:???
海未 「そういえばいつから私は油絵にハマったんでしたっけ……そもそも稽古とアイドル活動の二足の草鞋を履いてる私が、油絵を描く余裕など一体いつ……?」
32: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:02:55.37 ID:f3OMVmU00
凛 「そういえば海未ちゃんはサインとか決めてるの?」
海未 「園田がひらがな三文字であることと、海未が自然に由来することから、『しぜん』というネーミングにしてみました!」
凛 「まんますぎるにゃ。ていうかそれじゃ、×××ちゃんも三文字かつ自然に由来するから成り立つし、むしろ名字を使わず名前だけでどっちの要素も含んでる×××ちゃんの方がそれっぽいにゃ」
33: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:03:59.21 ID:f3OMVmU00
??? 「油絵を始めたんだ」
海未 「おおっ! とても素敵な絵です! さすが×××です!」
えっ。
34: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:05:04.35 ID:f3OMVmU00
海未 「そういうことだったんですね」 ポロポロ
今、目の前に描かれた絵はとても悲しい絵でした。
ふと白い部屋を見渡すと、たくさんの油絵が置いてあります。にこに渡しそびれた絵、他のメンバーに今度渡そうとしている絵、それと海を背景に笑う一人の女性の絵……。
35: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:06:18.87 ID:f3OMVmU00
―Side:穂乃果
―With:???
目の前の幼馴染みは本当に綺麗に眠っていて、時の流れなど全く感じさせなかった。でも、それじゃきっとダメなんだ。
36: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:07:27.18 ID:f3OMVmU00
―With:ことり
穂乃果 「最近海未ちゃんが油絵を描き始めたんだって。でも、少し変なんだ」
ことり 「変?」
37: ◆OhwMOMnhjF9/[sage saga]
2020/10/30(金) 03:08:41.08 ID:f3OMVmU00
ことり 「……さすが穂乃果ちゃんだね。私と穂乃果ちゃんしか知らないことを海未ちゃんが知ってた、それだけで私のことに気づいちゃったの? でも私が事故に遭う前に、衣装のこだわりを海未ちゃんにこっそり話してた、なんて可能性もあるよね?」
穂乃果 「そうだね……でも根拠は他にもあるよ?」
ことり 「……」
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