46:名無しNIPPER[saga]
2020/10/24(土) 17:17:55.48 ID:tf0OKV0C0
P「……」
透「……。この話はあまりしたくないんだ。早いところ本題に移ろう」
47:名無しNIPPER[saga]
2020/10/24(土) 17:18:56.26 ID:tf0OKV0C0
透「すごく古い型のヤツだけどね。だから、タイムリープできるのは1回きり」
P「……これを俺にどうしろと？」
48:名無しNIPPER[saga]
2020/10/24(土) 17:19:58.25 ID:tf0OKV0C0
透「安心して。未来の生活は楽しいよ」
透「私たちは毎日一緒だし、元アイドルのみんなも、全員ではないけどたまに会えたりしてる」
49:名無しNIPPER[saga]
2020/10/24(土) 17:20:58.73 ID:tf0OKV0C0
P「……」
透「さ、クリックして。間違えて2回押さないようにね。それすると未来じゃなく過去に戻っちゃうから」
50:名無しNIPPER[saga]
2020/10/24(土) 17:21:58.17 ID:tf0OKV0C0
P「俺は偽善者かな？」
透「……さあね。少なくとも今は違うと思うけど。でもさっきも言ったように、未来に絶対なんてないんだよ。どんな可能性だって少なからず存在してるんだ」
51:名無しNIPPER[saga]
2020/10/24(土) 17:22:54.38 ID:tf0OKV0C0
P（視界がグニャリと曲がる）
P（消えゆく意識の中で、透が俺に微笑んだ気がした）
52:名無しNIPPER[saga]
2020/10/24(土) 17:24:22.32 ID:tf0OKV0C0
──公園──
P（……ここは、さっきと同じ公園？）
53:名無しNIPPER[saga]
2020/10/24(土) 17:25:18.10 ID:tf0OKV0C0
円香「それで、何です？ ナンパの件について何が弁解でもあるんですか？」
P「……聞いてくれるか」
54:名無しNIPPER[saga]
2020/10/24(土) 17:26:28.96 ID:tf0OKV0C0
P「俺は事務所のみんなことが大好きだ。それは色恋の感情ではなく、家族愛や尊敬に近い感情だと思っている」
P「側から見たときその気持ちを誤解されてしまうこともあるかも知れない。けれど俺自身が強い信念を持ってアイドルに向き合っていれば、真実はねじ曲がらない」
55:名無しNIPPER[saga]
2020/10/24(土) 17:27:44.51 ID:tf0OKV0C0
P「俺はこの場で誓うつもりだったんだ」
P「どんな理由があれ、自分が担当するアイドルには絶対に手を出さないと」
56:名無しNIPPER[saga]
2020/10/24(土) 17:29:09.38 ID:tf0OKV0C0
円香「……お話は以上でしょうか」
P「あぁ……」
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