31: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:17:36.69 ID:2aSI5GVy0
後日 劇場
社長「どうやら台本が完成したらしいね」
P「まあなんとか」
社長「見せてくれるかい?」
P「……はい」
他人に自分の創作物をみせるのははじめてだ。
どうしても緊張する。
社長「どんなストーリーなのかね」
社長はパラパラと流し見しながら尋ねた。
P「この話はいわゆる当て書きです。主人公はほぼ等身大の未来の桃子です」
社長「ほう」
P「主人公桃子は知らない人はいないほどの大女優です。だけれども彼女は引き換えにしてました。普通の学校生活を。だからこそ、桃子は妖精に頼み、1日だけ小学生に戻り、普通の小学生をやるんです」
社長「なるほどね。どうしてそのようなストーリーになったんだい」
P「ただの俺の願いです。それを強調するなら最初から女優という設定がいいと思いまして」
社長「ティンときた! よしその設定でいこう」
P「ありがとうございます」
社長「ただこの台本だともう少し人数が必要そうだね」
P「そこは問題ありません。俺にはアテがあるので」
胸を張っていうが、浮かんだのは小中学生の女の子である。
社長「ほう。ぜひ頼むよ」
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