【まどマギ】まどか「許さないよ、ほむらちゃん」
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16:名無しNIPPER
2020/10/08(木) 22:04:42.44 ID:nrkLhwMR0
目覚めた場所は、小さな部屋。白い壁と白い床、白のベッドに寝かされた私の身にはソウルジェムが無かった。
……失敗したのだ。全て、元通りになった。もう悪魔の翼は出せない。円環の力も失った。
まど神「おはよう、ほむらちゃん♪」
ベッドの真横には、再び神様に戻ったまどかが居た。その顔を見ると、またもや涙が止まらなくなる。
まどか「ちょ、ほむらちゃん?そんなに私が神様に戻ったのか嫌だった!?」
ほむら「……違う、違うの……」
彼女を騙した事。傷付けた事。そして、彼女を再び家族や友人と引き離した事。何よりも、彼女の力を使って世界を引っ掻き回したこと。それらあらゆる思いが私の中で溢れ、涙へと変わっているのだ。
まど神「……大丈夫だよ、ほむらちゃん。私、気付いたんだ。ほむらちゃんを1番幸せにしてあげられる方法……それは、私がほむらちゃんを捕まえておく事なんだって」
私を……捕まえておく?
まど神「その通り!私が責任持って、ほむらちゃんを円環で保護してあげるの!これならお互い問題ないよね?」
ほむら「ま、待って!そもそもなんで貴方は記憶を取り戻したの!?」
そうだ。私は完璧に彼女の記憶を封じていたはずなのに……それに、もしあの時既に神様としての力を取り戻していたとして、何故私がその力に気付かなかったのか。膨大な力を持つが故に、その力を隠し通すことは不可能に近いはずだ。
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