27: ◆eodXldT6W6[saga]
2020/09/28(月) 23:54:40.91 ID:7MqFVx3xO
伊吹「よし。じゃあ、正義の味方の相棒としてあのゴミでも片付けますか」
明るい声を出しながら、伊吹は自販機横のゴミ箱へ近づいていった。あとをついてくる志摩に伊吹は振り返り訊ねる。
伊吹「志摩、メロンパン号にゴミ袋あったよな」
志摩「あるけど、軍手はないぞ」
伊吹「手袋ならあんじゃーん」
志摩「あれは初動捜査に使うやつだろ」
伊吹「細かいこと気にすんなって」
志摩「細かくねえよ。ていうかゴミどこに持ってくんだよ」
伊吹「えっ、分駐所だけど」
志摩「できるか」
伊吹「じゃあ、志摩ん家」
志摩「じゃあ、じゃえねよ。おまえが持って帰れ」
果穂「あのっ!」
果穂が声をあげた。
果穂「わたしも手伝っていいですか?」
志摩「もちろん」
伊吹「大歓迎」
ふたりの言葉に果穂の表情がパッと明るくなる。
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