キョン「一緒に風呂でも入るか?」長門「……入る」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/24(木) 23:06:08.92 ID:wccLzonZO
「ま、待ってくれ」
「待てない。もう我慢の限界」
「は、話し合おう。話せばわかる」
「わからせてあげる」
待て待て。何をわからせるつもりだ。
まったく話が噛み合っていない。異星人め。
とにかく俺は窮地を逃れるべくあがいた。
「し、白スクが汚れちまうぜ?」
「ちょっと黄ばんだほうがあなたの好み」
「ひとの好みを勝手に作り上げるな!」
そもそも健全な男子高校生の代表格たる俺は黄ばんだ白スクなど一度もお目にかかったことはなく、その字面だけでワクワクする。
「あなたは今、期待している」
「な、何をおかしなことを……」
「私はあなたの期待に応えたい」
長門の言葉には使命感が感じられた。
こいつはいつもいつもどうしてそこまで。
身を呈してまで、俺なんかのために。
「その気持ちだけで充分だから……」
「私の気持ち、伝わった?」
「あ、ああ。よくわかった。だから……」
「それなら、かけていい?」
なんなんだこの会話は。無駄な抵抗だった。
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