僕っ娘剣士「黙れ犬!僕を女扱いするな!」少年「でも、お嬢は女だし……」
1- 20
32:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/19(土) 20:30:54.36 ID:ZPljtdP8O
場面は変わり、深夜の調理室。

「わんちゃん。大丈夫ですか?」
「はあ……はあ……そっちこそ、平気か?」

すっかり夜が更けた。
犬の魔力は枯渇寸前である。
対して魔女の尻はキレイなまま。
痣は杖のひと振りで治ってしまう。

「次で今日は最後ですね。集中しなさい」

わかってる。次の魔法で気絶する。最後だ。

「ところで訊きそびれていましたが、わんちゃんは私のお尻にどんなエンハンスをかけようとイメージしているのですか?」
「どんなって、ただ強くなれとしか……」
「アバウトですね。もっと具体的に想像しなさい。そうですね……たとえば私のお尻をご主人さまのお尻だと思ってやってみなさい」

お嬢の尻。小さくて引き締まった、臀部。

「ほら。わんちゃんの大好きなお尻ですよ」

犬は尻が好きなのではない。好きなのは。

「願わくば……」

犬は願いを言葉に代えて、想像力を高める。

「我が主人に天下無敵の祝福を」

万難を排する力を授け給え。尻が発光する。

「おおっ!? キタキタ! きましたよぉ!!」
「こ、これは……!?」
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

どうやら来てしまったようだ。その時間が。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
43Res/51.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice