951:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 12:19:25.19 ID:CUQQsgj40
女王「さて…親族に直接の罪はありませんがどうしましょうね…」
側近「ご慈悲を…」
魔女「わらわに任せるのじゃ…」
女王「幻惑魔法ですね?」
魔女「そうじゃ…黒の同胞団と関われん様に命ずる」
女王「許可します…」
魔女「広範囲幻惑魔法!」モクモク
魔女「今後一切黒の同胞団との関りを禁止する!」
女王「ではこれにて大政奉還の儀を終えます…すべての門を開き民を祝賀会に呼びなさい」
側近「はっ!!」
『祝賀会』
ドゥルルルン♪
商人「いやぁぁ一時はどうなるかと思ったよ」
女海賊「あんまり被害無くて良かった」
盗賊「幻惑だが元老の皆殺しを見た衛兵のビビり様は半端なかったぞ?」
商人「魔法って怖いね…アレで一気に衛兵が委縮した」
女海賊「なんか豚と羊食べる気が無くなったよ」
商人「ずっとあのまんまなのかな?」
女海賊「変性魔法で元に戻せるっぽいけどわざわざ豚に変性魔法掛ける人は居らんとか魔女言ってたよ…こわ」
情報屋「あ!魔女が来たわ?少女の恰好になってる…」
魔女「やっと自由になったわい…」
女海賊「なんで小さくなってんの?」
魔女「わらわはこの恰好が一番合っとる様じゃ…動きやすいしのぅ」
女海賊「そういやさぁ?私とお姉ぇに変身させた看守ってあのまんま?」
魔女「牢に行ったらお互い舐め合っとって気持ち悪いで元に戻したぞよ?」
女海賊「あちゃーーーそれ心配してたんだよ」
魔女「ところで主らはここ数日不審な者は見て居らぬか?」
商人「もしかして歴史の修正?」
魔女「気付いて居らんかもしれんが何度も修正された結果が今じゃぞ?」
商人「祝賀会が早まったのもそのせい?」
魔女「その記憶も直に無うなるじゃろ」
商人「なるほど…予定外なのはそういう事か」
情報屋「酒場の噂で黒の騎士がうろついてると言うのは聞いたわ?」
商人「追憶の森の山火事も気になるね」
魔女「ふむ…次の手を打って来て居るかものぅ…」
商人「魔女がここに居るという事は黒の同胞団に知られたと見る?」
魔女「いや…女王の間に居た者は全員幻惑魔法に掛かって居るでまだ知られては居らんと思うな」
971Res/1529.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20