877:名無しNIPPER[sage saga]
2020/11/16(月) 11:37:15.44 ID:CUQQsgj40
『ユートピア』
フワフワ ドッスン
盗賊「降りろ!飛空艇は狭間に隠す」
情報屋「しばらく留守にしていたけど…変わって無いわね」
商人「女海賊!母さんの墓はこっちだよ」
盗賊「海がめちゃくちゃキレイなんだ見て行ってくれ」
情報屋「私は街に降りて少し情報を仕入れて来るわ?剣士を連れて行っても良いかしら?」
女海賊「剣士行ける?」
剣士「うん…」
情報屋「剣士が居れば安心…」
盗賊「ふぅ…女盗賊…帰って来たぜ?寂しかったか?」ナデナデ
女海賊「このお墓…あんたが作ったの?」
盗賊「なんだよ…飾りっ気が無いってか?」
女海賊「私が石に装飾掘っても良い?」
商人「ハハ良いじゃない?母さん喜ぶよ」
盗賊「あんま派手派手にすんなよ?」
女海賊「うっさいな…あんたも情報収集行って来たら?どうせ暇でしょ?」
盗賊「へいへい…情報屋!待ってくれ…俺も街に降りる」
情報屋「早く来て?今の内に酒場見ておきたいの」
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コンコンコン コンコンコン
女戦士「ほう…シャ・バクダ王家の紋章じゃな?」
女海賊「うん…アサシンから女盗賊の本当の名前聞いて居たんだ」
女戦士「随分と離れた場所に来てしもうたな…まさかここに王の血筋の墓があるとは誰も気づくまい」
女海賊「私さぁ女盗賊が歌ってた歌をまだ覚えてんだ」
女戦士「どんな歌じゃ?」
女海賊「剣士を寝かせる時に歌ってたんだよ…すっごい簡単なんだけど…印象に残ってる」
女戦士「…むむ!!もしや…歌ってみよ」
女海賊「寝んね〜ん寝〜♪」
ルルル〜♪
ララ〜♪
女戦士「こんな所に伝わって居った様じゃな…その歌を忘れるでないぞ?」
女海賊「え?なんで?」
女戦士「それはキマイラを操る歌じゃ…必要になる時が来るやもしれん」
女海賊「リリスとかの事?」
女戦士「うむ…キマイラとして蘇ったリリスを操れる可能性があるのじゃ…ホムンクルスや?覚えたか?」
ホムンクルス「はい…今の歌は記憶に残って居ます」
女戦士「主も歌えるようにしておくのじゃ」
ホムンクルス「はい…わかりました」
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