勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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71:名無しNIPPER[sage]
2020/09/14(月) 23:09:33.84 ID:JwosRg690
盗賊「怒ってんのか?」

女盗賊「怒ってなんかないわ…呆れてるの」

盗賊「お前の兄はやっぱり頭逝かれてんな…こう言っちゃ悪いが…」

女盗賊「本質的には正義感の塊で根はやさしいの…でもね自分が見えてないというか…」

盗賊「まぁ分かる…なんとかしたい気は分かるが具体性が無ぇ」

女盗賊「利用されて巻き込まれない様に気を付けて」

盗賊「ただな…言ってることが合致してる事が一部あるんだ」

女盗賊「聞いてたわ…下水の奥の事でしょう?」

盗賊「人骨がやたら散らばってたんだ…あいつが言ってる事と合ってる」

女盗賊「…そういえば」

盗賊「ん?」

女盗賊「下水の奥は狭間が近くて妖精とお話が出来たわ…」

盗賊「調べてみる必要がありそうだが…今はその時では無いな」

女盗賊「わたしもそう思うわ…子供たちの回復と、セントラルの混乱が落ち着くまではね」

盗賊「早いとこ子供たちに旨い飯食わしてやりてぇ」

女盗賊「フフあなたのそういう所好きよ」



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アサシン「急にこんな話をしてすまなかった…私は少し熱くなっていたようだ」

女盗賊「…」ジロリ

アサシン「まずはお前の安否が確認できて良かった…本当にそう思っている」

女海賊「女心を分かってないなぁ〜!!君!!ヒック…心配でしょうがないと素直にさぁ〜ヒック」

アサシン「今日は一旦おいとまする…女海賊!飲みすぎだぞ!」

女海賊「交渉決裂〜〜ヒック」

盗賊「アサシン!お前はこれからどうするつもりなんだ?」

アサシン「私は引き続き調査を続けるつもりだ」

盗賊「まぁ…あれだ…内容によっては協力してやっても良い」

女盗賊「盗賊!!」

盗賊「勇者の暗殺には協力する気は無ぇ…というか居るかどうかも分かんねぇんだからな」

アサシン「…」

女海賊「言っちゃいなよ〜〜金が欲しいってさぁ〜ヒック」

盗賊「金?ぬはは…盗賊ギルドマスターが金欠か?笑っちまうぜ」

アサシン「船が必要なのだ…私はドワーフの国へ行かねばならん」

盗賊「…またぶっ飛んだ話だな…だが金が居るならやりようは在る」

アサシン「協力してもらえる…という事で良いか?妹よ…」

女盗賊「私は盗賊は辞めたわ…」

アサシン「ハハ…」

女盗賊「盗賊と剣士がどうするのかまで私は決められない…勝手にしたら良いのよ」

女海賊「ねぇねぇ女心分かる〜〜?今のはオッケーってことだよ?ヒック」

盗賊「もう一回言うぞ?勇者暗殺は俺たちはやらねぇ!」

女海賊「商談成立〜〜♪」


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