勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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665:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/19(月) 21:20:57.24 ID:iNLvSB+c0
『貴族居住区』


魔女「広範囲睡眠魔法!」モクモク

アサシン「案内人は宿屋に戻って待機しろ…ここからは私達だけで行く」

案内人「分かった…」

アサシン「もし戻らない場合は状況を説明しに女王の所に行くのだ」

案内人「戻らない場合なんてあるのか?」

アサシン「私は割と勘が働くのだ…状況はひどいと言わざる終えん…城がまだ燃えているのが証拠だ」

魔女「案内人…これを持って行け…エリクサーじゃ…まだ一口あるでな?」

案内人「お…おう」

アサシン「魔女…急ぐぞ」タッタッタ



『貴族特区』


アサシン「待て…ここは衛兵が守っているのでは無いな」

魔女「何じゃ…あの大きな鎧を着た魔物は」

アサシン「あれが成長したラットマンか…まるでミノタウロスでは無いか」

魔女「立ちんぼになっておるから睡眠魔法は効いておりそうじゃ」

アサシン「魔女はここで待っていろ…私が忍び込んで壺を探してくる」

魔女「いいや…離れぬ方が良かろう…方陣が敷いてあるで仕掛けがあるやも知れぬ」

アサシン「魔方陣?ここの貴族はそういう技を持った者が居るのだな?」

魔女「あの方陣はシン・リーンの光の方陣じゃ…魔術師が居るのであればあの方陣は避けて通らんと見つかるぞよ?」

アサシン「なぜ魔術師が居る…」

魔女「それはわらわの方が知りたいのぅ…念のためもう一度睡眠魔法を掛けて置く」アブラカタブラ クラウドコントロール メスメライズ

魔女「広範囲睡眠魔法!」モクモク

アサシン「魔女…私の背後から離れるな?」

魔女「分かっておる」ノソノソ

アサシン「ここの屋敷が一番大きい…ここから入るぞ」

魔女「正面から入るのかえ?」

アサシン「それが一番早い」ガチャリ ギー

魔女「誰も居らん様じゃな?」ノソ

アサシン「…骨董品ばかりでは無いか」

魔女「これはシン・リーンの宝物庫よりも良い物がありそうじゃ…」

アサシン「シャ・バクダの宝飾品もある…ここの持ち主は一体…」

魔女「見て見よ…伝説の絵画じゃ…あれはシン・リーンの古代遺跡の壁画と同じじゃ」

アサシン「どうやら壺はここに間違いなさそうだな…セントラルにこの様な収集家が居たとは…」

魔女「驚いたな…精霊の石造がここにもある」


シュン グサ




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