勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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651:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/19(月) 21:12:21.58 ID:iNLvSB+c0
『貨物用の気球』



魔女「こりゃまたヘンテコな気球じゃな…3人乗りかえ?」

案内人「そうだ…」

魔女「おろ!?主は男では無いか…観測所の警備はクビになったんかえ?」

案内人「女王様の命令だ…」

魔女「何故それほど暗い顔をしておる…わらわは主が案内人で嬉しいぞよ?」

アサシン「魔女に気に入られた様だなクックック」

案内人「もう出発して良いのか?」

アサシン「そうだな…」

案内人「行先はセントラル直行かい?」

アサシン「ハズレ町〜シケタ町〜トアル町経由でセントラルに入る」

案内人「商隊の陸路を追うんだな?…途中のキャンプは無視して良いのか?」

アサシン「君は詳しい様だな…キャンプでは荷の確認が出来ないだろうから無視しても良いと思うが?」

案内人「密売品の場合は荷の検閲回避の為にキャンプで積み替えをやるポイントがあるんだ」

魔女「密売品とはどういう物じゃ?」

案内人「麻薬やエルフ…それから美術品…骨董品とか取引価格の高い奴だ」

魔女「骨董品か…アサシンどう思う?」

アサシン「ふむ…確認しなければならない場所が多いな…虱潰しか」

魔女「そうじゃなぁ…」

案内人「…」



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