勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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639:名無しNIPPER[sage]
2020/10/15(木) 19:08:00.32 ID:6+J6cz5f0
『日の出』


アサシン「私は星の観測所まで行って来るが…魔女はどうする?」

魔女「わらわも行くぞよ?」

エルフゾンビ「あの場所はもう接収されて私は近づけない」

アサシン「何!?私の資産なのだが…」

エルフゾンビ「7年も経って居るのだ…状況は昔と違う」

アサシン「うーむ…まず情報収集だな」

エルフゾンビ「今は衛兵が出回って居るぞ?魔女の恰好は石造と同じではマズイと思うが?」

魔女「ほう?これで良いか?変性魔法!」グングングン

エルフゾンビ「はっ…大人に…」

アサシン「お前は知らなかったのか…魔女は変身するのだ」

エルフゾンビ「赤い目の魔女…まさか君が…」

魔女「少し法衣が小さいが動けん事も無い…これで良いか?」

エルフゾンビ「…」

魔女「変な目で見るでない…主は何を驚いておる」

アサシン「目の当たりにすると普通は驚く」

エルフゾンビ「私はセントラルの第2皇子だ」

魔女「じゃから何じゃ?」

エルフゾンビ「何も聞いて居ないのか?」

魔女「はて?知らんのぅ…何か有ったかのぅ?」

エルフゾンビ「婚約の話を…」

魔女「求婚が何度も来て居ったが…主だったのかえ?…わらわはその様な話に興味なぞ無い」

アサシン「クックック相棒!!見事に振られたぞクックック」

エルフゾンビ「フフ…第2皇子だったのは昔の話か…今は精霊樹を守るエルフゾンビだ」

魔女「エルフには興味あるがゾンビには興味が無い…アサシン行くぞよ?」

アサシン「酷い事を言うのだなクックック」



『オアシスへ続く林』


魔女「随分と風景が変わったのぅ…遺跡周辺はもう森になっておる」

アサシン「現在地が分からなくなるな…どこがどのオアシスだったのか…」

魔女「主はどうするつもりじゃ?」

アサシン「王女に私たちの無事を伝えなくてはな」

魔女「そうじゃな…壺を探すのは王女の手を借りた方が良いかもしれん」

アサシン「南西のオアシスまで歩くのは遠い…どこかでラクダを手に入れないとな」

魔女「一番近いのは星の観測所じゃが…先に行ってみるかえ?」

アサシン「一応様子を見て行こう…知った顔が居るかもしれん」


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