勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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602:名無しNIPPER[sage]
2020/10/15(木) 18:41:10.59 ID:6+J6cz5f0
『数日後_城』


魔女「城も一般開放とな?」

王女「私の居室以外はすべて解放しました…入って来られないのは王の間だけですね」

魔女「衛兵も畑を耕しておるが主が指示しておるのか?」

王女「はい…私も畑を耕します…そして自由に街を歩き回ります」

魔女「それで近衛にもこのような格好をさせておるのか…町民と変わらぬ恰好を」

王女「私の顔を知らない方も居まして普通に接して下さるのです…それが私の楽しみになりました」

アサシン「頼まれていた物を持ってきたぞ」

王女「ありがとうございます」

アサシン「銀細工の仮面だ…目の部分だけだがな」

王女「どうですか?似合いますか?」

アサシン「フフ表情が読めなくなる点は合格だ」

王女「わたしはこれから女王としているときは仮面をつける事にしました」

魔女「なるほどのぅ…威厳は仮面に被せるか」

王女「わたしも町民として民の役に立ちたいのです…それには女王の肩書が邪魔でした」

アサシン「女王としての即位は公にしないのか?」

王女「即位式は1年ほど待っても良いと思っています…王の間で統制している姿を見せるだけで今は十分かと」

アサシン「セントラルがこちらに来ていないのが気に掛かるが…」

魔女「シャ・バクダ優先なんじゃろうな…立地的に対立して良い事は何も無いじゃろうて」

アサシン「建物の損壊が何も無いから攻めにくいと言うのもあるか…」

近衛「王女…準備出来ましたが街へは出かけられますか?」

王女「行きます…魔女とアサシン様もご一緒にどうですか?」

アサシン「構わんが…この恰好でも良いのか?」

王女「平服で結構…魔女はあやしい恰好なので着替えて行きましょう」

魔女「なんと!この恰好はあやしいと申すか…」

王女「…そのとんがり帽子だけでも脱いで頂けませんとあやしくて人目に付いてしまいます」

魔女「わらわのお気に入りなんじゃがのぅ…」ブツブツ



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