勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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598:名無しNIPPER[sage]
2020/10/15(木) 18:38:00.57 ID:6+J6cz5f0
『星の観測所』


魔女「この観測所に魔術師達を住まわせて良いか?」

アサシン「構わん…義勇団の連中と仲良くやる様言っておいてくれ」

魔女「望遠鏡があるで占星術の修行には丁度良かったのじゃ」

アサシン「さて…わたしも用を済ませて来る」

魔女「わらわが千里眼を使えるという事を忘れるな?もう安易に人を殺めるのはやめるのじゃ」

アサシン「クックック次は違う…義勇団の連中に噂を流す指示をしてくるのだ」

魔女「噂?また何か企んで居るんじゃな?」

アサシン「只の呪いの噂だ…カタコンベに関わると呪いに掛かるというなクックック」

魔女「どんな効果を期待して居るんじゃ?」

アサシン「軍の士気を落とすだけだ…後に私たちの有利に働く様にな」

魔女「くれぐれも関係の無い者を殺めるでは無いぞ?主の業が増えるだけじゃからの」

アサシン「私は元々業の深い家柄なものでな…気にはしていない」

魔女「シャ・バクダ王家の末裔か…その業を清算せねば復活する事は無さそうじゃのぅ」

アサシン「クックック汚れた血が不死者となって更に汚れ…勇者をも葬り…何処へ行くのだろうな?」

魔女「読めたぞ?主はフィン・イッシュからゾンビを操る技を持ち帰りここで第2皇子と共に不死者の国を作ろうとしておるな?」

アサシン「フィン・イッシュの汚れた部分を私が取り除く」

魔女「王女に対する救いの手か…」

アサシン「私に出来るのはそれくらいなのだよ」

魔女「死者に対し更に鞭を打って使うと言うのか…外道じゃ」

アサシン「それは違う…新たに精霊樹が生えたのだ…死者の魂を精霊樹に導いてもらいたい」

魔女「…」

アサシン「過去の清算のつもりなのだ」

魔女「なるほど…理解した…光あれば又闇もありか…闇を引き受けると言うか」

アサシン「誓って魔王の下僕にはならん…死者を天に還す」

魔女「死者のエデンの園という訳か…」



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