勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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593:名無しNIPPER[sage]
2020/10/15(木) 18:34:46.59 ID:6+J6cz5f0
魔女「なんと無礼な奴か…あのような者を領主になぞセントラルは何を考えておるんじゃ」

王女「あの方は直系ではありませんが王族の一人の様です」

アサシン「どんな条件を言われたのだ?」

王女「遺跡調査の主導をセントラルに渡せと」

魔女「狙いはカタコンベかえ?」

アサシン「むぅ…セントラルのカタコンベと言い…なぜ拘る?」

王女「理由は明かしてもらえなかったのですが軍が遺跡調査にあたるという事だけ分かりました」

魔女「魔術師だけで除染は手詰まりじゃったから丁度良いのかもしれんのう」

アサシン「ふむ…調査をやらせて探るか」

魔女「他に何か言って居らぬか?」

王女「シャ・バクダに通行税が掛かるようになります…つまりオアシス圏と分断する形に…」

魔女「良いのか悪いのか…」

アサシン「商隊がシャ・バクダ中心に編成される想定で居るのだな…オアシス圏に税金をかけて居るのと同じだ」

王女「そうですね…」

アサシン「近隣の村との商隊をこちらも計画すれば良い…通行税が無い分利はこちらにある」

魔女「じゃが軍がシャ・バクダに駐留するのであれば直に乗っ取られそうじゃな?」

アサシン「民次第だな…もともと戦闘民族だ…民を味方につけた方が強い」

王女「エルフとドラゴンもこちら側に居ると思っていますので手は出しにくいかと思います」

魔女「そうか…エルフと交流しておく手もあるのぅ」

王女「兵が言って居りましたが度々エルフが来ている様なのです」

アサシン「精霊樹か…」

魔女「おぉ!!わらわに案がある」

王女「何でしょう?」

魔女「わらわは精霊の御所の場所を知っておる…エルフを案内するのじゃ」

アサシン「そんな場所があるのか…それはまさか私が探していた地下への入り口か?」

魔女「多分そうじゃ…入り口はトロールが守って居って人間では入れぬ」

アサシン「なるほど…エルフなら入れる訳だな?」

魔女「わらわが精霊樹でエルフを待つ…話しをしてみる故主らは待っておれ」

王女「朗報をお待ちしております」




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