489:名無しNIPPER[sage]
2020/10/01(木) 09:45:00.27 ID:whSJU1gn0
魔王に対するワクチンは未完成ですが抗体を持った種族が判明しています
それはドワーフの血液です
ドワーフは憎悪に心を侵されない事が分かっており
勇者を保護する立場としてかねてから勇者の傍に居る種族でした
ドワーフの血液を魔王に与える事で魔王の体内で抗体作用が働き縮小する可能性が80%
次に闇の祓い方に関して
魔王が狭間に居る間は闇が去る事はありません
唯一の方法として魔王を黄泉に送る必要があります
商人「…つまり勇者が指輪を使って散らばった魔王の魂を集め…魔王となった後に倒すという事だね?」
ホムンルクス「現状それ以外に方法はありません」
商人「ドワーフの血は…ドワーフの血はどうやって魔王に与える?」
ホムンルクス「それは精霊の記憶の中にはありません…私たちが考える事です」
商人「くそぅ!!!歴史を繰り返すしか無いのか!!」
ホムンルクス「それからもう一つお伝えしなければならない大事な事があります」
商人「なに?」
ホムンルクス「精霊が生きた理由です」
商人「言って」
ホムンルクス「精霊は…」
シュン ザク
盗賊「うぉ!!何で弓が飛んで来るんだ…おい!!ドワーフの気球に乗れ!!ここは危ねぇ!!」グイ
商人「ホムンルクス大丈夫?」
ホムンルクス「生体の背中に損傷…死には至りません」
盗賊「魔女も危ねぇ…気球に乗ってくれ!!」
魔女「すまぬ…千里眼で女エルフの目を見て居った」ノソノソ
盗賊「良いから急げ!!」グイ
商人「ホムンルクス…こっち」グイ
盗賊「飛ばすぞ!!ちと外の状況見て教えてくれい!!」
フワフワ
商人「リザードマンだ…武器を持ってる」
魔女「それだけでは無い…トロールも動いておる…何が起こるのじゃ?」
シュンシュンシュン ストストスト
盗賊「ぬああああぁぁ!!魔女!!魔法で応射してくれ球皮に矢が当たったら飛べなくなる!!」
魔女「承知した…爆炎魔法!」ゴゴゴゴゴゴ ドーン
盗賊「サンドワームも暴れてんじゃ無ぇか…どうなってんだこりゃ!!」
商人「南西のオアシス方面!!気球が動いてる」
盗賊「あっちも緊急事態だな…気球の向き変える!!商人…お前も手伝え…そこのレバー回せ!!」
商人「う、うん…こうだね?」グルグル
盗賊「くそぅ…高度上がんねぇ…球皮に穴空いてんな!!?」
魔女「わらわはこれくらいの高さが魔法を撃ちやすいのじゃ…爆炎魔法!」ゴゴゴゴゴゴ ドーン
盗賊「一旦南西の軍と合流目指す」
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