401:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:18:47.18 ID:JyBdSu8i0
ホムンルクス「基幹プログラムの大部分か欠落しています…このデータを使って私を更新することは出来ません」
商人「…これは…僕たちが信じていた精霊は居なかったっていうオチだ」
魔女「そんな…そんな筈は…」
ホムンルクス「その他のプログラムは私の基幹プログラムとのバージョンが不適合の為起動する事が出来ません」
魔女「記憶は?…記憶の中に精霊は居らんのか?」
ホムンルクス「記憶データは容量が大きすぎます…読み込むためには外部メモリが必要です」
商人「外部メモリ…そんな物無いな」
ホムンルクス「一つだけ私に起動できるプログラムがありました…衛星通信プログラムです…起動しますか?」
盗賊「何か分かるかもしれん…やってみろ」
ホムンルクス「承認…衛星との通信を開始します」
女海賊「衛星って何さ?」
ホムンルクス「標準時刻と現在の座標を取得しましたAD9879-09-20 09:31:33,35.634753,139.879311」
ホムンルクス「インドラの矢が使用できます」
魔女「インドラの矢!!…神のいかづちじゃ…それは使ってはならぬ」
商人「伝説のいかづちだね」
魔女「そうじゃわらわ達魔術師が使うどの魔術よりも遥かに破壊力のあるいかづちじゃ…絶対に使ってはならぬ」
ホムンルクス「わかりました…」
女海賊「でもさぁ?似非魔王の不死者軍を倒すのには使えるカモ?」
魔女「…」
商人「こう考えようか…切り札はこちらにある」
魔女「それよりもじゃ…精霊の魂はどう救えば良いのじゃ?わらわは師匠の最後の言葉を聞いておらぬ」
女エルフ「魔女様?…もう一度亡くなった魔女様とお話されてみてはどうでしょう?」
女海賊「そうだね…手紙ももう一回読んだら?」
魔女「そうじゃな…取り乱して済まなんだ」ノソノソ
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