388:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:10:44.63 ID:JyBdSu8i0
魔女「このウラン結晶はなかなか温いのぅ」ポカポカ
女海賊「こんなに発熱すると思ってなかったさ…防寒の必要なかったね」
ホムンルクス「…お酒を持ってきました…どうぞ」
盗賊「おぅ!!気が利くなぁ!!お前も飲んでみるか?」グビ
ホムンルクス「はい…少しなら飲めると思います」
女海賊「ホムちゃんあんた大丈夫〜?」
剣士「僕も少し飲もうかな…」
盗賊「ヌハハどうせ数日はやる事無ぇんだ!!飲め飲めぇがはは」
ホムンルクス「皆さんの分もお持ちしました…どうぞ」
商人「バーベキューやりたいね」
盗賊「肉は干し肉しか積んでねぇんだとよケチくせえ話だ」
ホムンルクス「私は楽譜を読んだので歌を歌う事が出来ます…歌ってみましょうか?」
女海賊「お!?良いねぇ…何の歌?」
ホムンルクス「愛の歌という題名でした…エルフと人間の愛の歌の様です」
魔女「その歌はわらわも知っておるぞよ?主の歌を聞いてみたいのぅ」
ホムンルクス「はい…♪ラ--ララ--♪ラー」
魔女「上手じゃのぅ…」
盗賊「なんか心がこもって無ぇが…しゃーねぇか」
ホムンルクス「心をこめるというのはどういう事ですか?」
魔女「わらわが歌ってみるかの?♪ラ〜ララ〜〜♪ラ〜」
盗賊「良いねぇ…沁みるねぇ…」
魔女「主は何か歌えんのか?」
盗賊「一つだけ歌えるぜ?ルル〜ルラ〜♪」
剣士「…この歌は…」
盗賊「覚えていたか…アイツがいつも歌っていた歌だルル〜ルラ〜♪」
ホムンルクス「覚えました…ルル〜ルラ〜♪ルル〜ルラ〜♪」
盗賊「おぉイケてるじゃねぇか…もっと歌ってくれぇ」グビ
女海賊「あれれ〜センチメンタルになっちゃってんの?盗賊…目潤んでんじゃん」
盗賊「黙れ!!俺ぁ今気分が良いんだよ!!邪魔すんな」
剣士「僕は女盗賊の匂いを覚えてるよ…顔は分からないけど」
盗賊「…そうだったな…お前見えてなかったんだな…良い女だったんだけどな」シンミリ
ホムンルクス「音にも匂いにも…心が宿って居るのですか?」
盗賊「どうなんだろうな?心が勝手に感じるんだ…なんでだろうな?」
商人「記憶じゃないかな?記憶の一つ一つに宿ってる?…それを思い出して感じる?」
ホムンルクス「私に理解するのは難しい様です」
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