勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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387:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 12:10:05.14 ID:JyBdSu8i0
ホムンルクス「どうされましたか?」

商人「あぁ…ごめん」

ホムンルクス「あなたの体温の上昇が認められます…興奮状態にあると思われます」

商人「良いんだ気にしないで…ねぇもし君は君の思うまま好きな物は好き…嫌いな物は嫌いって思う事が出来たとして」

ホムンルクス「はい…」

商人「君はそれを幸せと思うのかな?動かなくなったとしても…」

ホムンルクス「難しい質問です…わたしには心がありませんから」

商人「そうか…僕はね…きみにすごく興味が出て来たよ」

ホムンルクス「それは良かったです…関係修復は成功の様です」

商人「ハハハそこまで君は先読みしていたのかな?…まぁいっか騙されておくよ」

ホムンルクス「はい…私を怖がらないで下さい」

商人「いいさ信じておくさ…精霊の魂で君に心が宿ると良いね」

ホムンルクス「はい」

商人「…」ニコ

ホムンルクス「私の生殖器をお使いにならなくて良いのですか?」

商人「ハハもう関係は改善したんじゃないの?」

ホムンルクス「より強く絆を築く為には必要な処置と思われます」

商人「君に心が宿ったあとにお願いするよ…今はキスで十分さ」

ホムンルクス「分かりました…」



---そういえば情報屋に聞いて居なかったな---

---機械の犬がどうして動かなくなったのかを---

---機械は心を持った時に動けなくなる可能性---

---このロジックを変えてあげないと---

---機械に宿った心は救われない---

---どうにかしてあげられないかな…---



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