勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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315:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 11:31:58.85 ID:JyBdSu8i0
『魔女の部屋』


今から夢幻の門を開く…これは禁呪じゃ

眠る事で見る事の出来る夢には自我が無い…故に見ているだけになる

魔術で夢幻の門を開き入れば少しだけ自我を保てるのじゃ…しかし

自力で目覚める事が出来ぬ

よって補助者が必要なのじゃ

わらわは己が肉体に暗示をかけて夢幻の門へ入る

わらわが杖を鳴らした時に名を呼んで起こしておくれ

起せなかった場合はわらわも夢幻から出てこられなくなるのじゃ

よいな?必ず起こしてくれよ?

では…参る

夢幻開門!!


女海賊「…思い出した…赤目の魔女」

女戦士「夢の話か?剣士を寝取られたのは魔女なのか?」

女海賊「寝取られたって言い方腹立つんだけどさぁ…よく考えたら不自然に剣士取られた」

女戦士「全部覚えているか?」

女海賊「うっすらとだけど…急に現れて愛してるだの感じろだの…見ててイライラしたの覚えてる」

女海賊「…てかあいつハッキリしないんだよ!いっつもボヤーってしてて」

女エルフ「ねぇ…魔女の目から涙が」

女海賊「本当だ…大丈夫かなぁ?」

女エルフ「魔女が見る夢ってどんなだろう…」

女海賊「そういえば聞いて無かったね…あんたの夢は?」

女エルフ「不幸なエルフが精霊樹になる夢…剣士には会ってないと思う」

女海賊「剣士に声が届くって事はさぁ?剣士にとってはいつも居るって事じゃない?」

女エルフ「え?」



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