316:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 11:32:34.31 ID:JyBdSu8i0
女海賊「剣士はその声がいつも聞こえるって言ってるんだ…誰の声?」
---どこから祈っていたの?---
---夢の中の私は祈って居ない---
---そうあの人は空気や音を使って心を触って来た---
---私はそれを夢の中でやってない---
---そうか…精霊樹になっても空気を使って呼べる---
---風を使って呼べる---
---鳥も虫も使える---
---わかった…夢の中のあの人はそれを教えようとしてるんだ---
---夢幻の夢は私たちに何か教えようとしてる---
---あなたは誰だったのか---
女海賊「おーい!!聞いてんの?」
女エルフ「はっ…ごめんなさい…何の夢だったのか思い出せそうで」
女戦士「魔女が辛そうな顔をしているのだが…」
リーン…
女海賊「あ!…魔女!!魔女!!起きて!!」
魔女「…」ポロポロ
女海賊「剣士は?」
魔女「ダメじゃ…わらわは悲しゅうて耐えれぬ…精霊の悲しみを見てしもうた」
女海賊「それじゃ私が行く!!」
魔女「ならん…主の魔翌力では帰って来れぬ」
女戦士「魔女…休むか?」
魔女「わらわは夢の中で5年ほど過ごした…剣士を探してやっと見つけたのじゃが…」
女海賊「5年も?」
魔女「剣士はわらわを感じようとはせんかった…わらわには無理じゃ」
女エルフ「魔女様?…私の魔翌力では行く事できませんか?」
魔女「エルフか…同族じゃな?剣士と所縁はあるのか?」
女エルフ「血を分けています」
魔女「血で探すのか…由にお主の魔翌力なら帰って来れよう」
女エルフ「お願いします」
魔女「この杖を持て…暗示じゃ苦しゅうなったら杖を鳴らせ」
女エルフ「はい…」
魔女「では参る…夢幻開門!!その門をくぐるのじゃ…」
971Res/1529.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20