312:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 11:30:15.37 ID:JyBdSu8i0
『魔女の塔』
ブンブン ブンブン
女戦士「ミツバチ達が戻ってきているな…ん?アレは!!矢だ」
女海賊「どこどこ?本当だ!!」
女戦士「ここで何かあった様だ…急ぐぞ!!」タッタッタ
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女戦士「おい!女エルフ!!居るのか?」
女エルフ「はい…お帰りなさい」
女戦士「矢が落ちていた!!誰か来たのか?」
女エルフ「人間が4人来たけど追い返した」
女戦士「こんな場所に来る人間が居るのか…」
魔女「シン・リーンの者では無いのか?」
女エルフ「分からないけれど…魔女様の名を呼んでいた」
女戦士「では魔女の言う線が濃厚か…女エルフ!どうやって追い返したのだ?」
女エルフ「怖かったから弓を撃って…引き返せって言った」
魔女「これエルフ?主は姿を見せたのかの?」
女エルフ「は、はい…」
魔女「少しまずいかも知れんのう…シン・リーンとエルフは不可侵で約束しておってな…」
魔女「ここにエルフが来て追い返されたとなると魔術師達が来るやもしれぬ」
女エルフ「ごめんなさい…そんな事になるなんて」
魔女「まぁ来ても心配せんでも良い…わらわが居るでな?」
女戦士「そうだな…無事なら今はそれで良い」
魔女「それで…師匠は何処じゃ?」
女戦士「裏の墓に埋葬をした…石棺の中だが顔を見ていくか?」
魔女「うむ…何十年も過ごした母の様な縁なのじゃ…最後に挨拶をせねばならぬ…」
女戦士「こちらへ…」
魔女「来んで良い…みともない所を見せとう無いのじゃ…2人にしておくれ」
女戦士「塔の中で待ってる」
シクシク シクシク
うわぁぁぁぁぁん
うえっ うえっ
シクシク シクシク
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