311:名無しNIPPER[sage]
2020/09/26(土) 11:29:32.58 ID:JyBdSu8i0
魔女「…ふむ…大体経緯は理解した…主らがどうしたいのかも」
女海賊「剣士の魂を呼び戻す事は出来る?」
魔女「出来ん事はないが難しいと言わざるを得ん…出来るならとうに精霊は夢幻から戻る筈なのじゃ」
女戦士「精霊の魂を夢幻から解放するのと同じくらい難しいと?」
魔女「そうじゃな…夢幻では自分で夢から覚める事は出来んのじゃ」
女海賊「…だから魔女にお願いしてるんじゃん」
魔女「主らは魂の器を用意してはおらんのかえ?」
女戦士「器?」
魔女「器があれば簡単じゃと師匠から聞いた事があるのでな?」
女戦士「器とは初耳だ」
魔女「精霊の魂もその器が無いと呼び戻せんのじゃ」
女戦士「精霊の像とか精霊樹とかそういう類の物なのか?」
魔女「うむ…しかしあれらはもう器として使えぬ…何度も試しておるのじゃ」
女海賊「剣士の体は?もともと剣士の魂が入ってた器じゃないの?」
魔女「剣士にいのりの指輪を持たせて何か祈ることが出来ると思うかの?」
女海賊「…ムリ」
魔女「そういう事じゃ…精霊の像も精霊樹も自ら祈ることが出来ん…じゃから新たな器が必要なのじゃ」
女戦士「新たな器と言うのは何処に?」
魔女「わらわは知らぬ…師匠なら知っておったかも知れぬが…」
女戦士「…まてよ…アサシンは器がどうとか言って居たな」
女海賊「え?アサシンが何か知ってる?」
女戦士「ミスリルと器を求めに南の大陸に行った…たしかそうだ」
魔女「ほぅ…進展しそうじゃのぅ」
ビョーーーーウ バサバサ
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