勇者「魔王は一体どこにいる?」続編
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199:名無しNIPPER[sage]
2020/09/15(火) 00:26:22.84 ID:s4Ww8Seh0
女エルフ「女海賊たちは何をしているのかな?消えたり…現れたり…」

剣士「ん?僕にはずっとあの辺でウロウロしている様に感じる」

女エルフ「え?あなた…目を閉じているから?」

剣士「もう帰って来るよ」


女海賊「お〜い!!どんくらい時間経った?」タッタッタ

女エルフ「…まだそんなに待ってない」

女海賊「私らは半日くらい実験してたんだけど」

女エルフ「そんなに?」

女海賊「やっぱ思った通りだ!!お姉ぇ!!これヤバイ発見だ…世界が変わる」

女戦士「なるほどな…魔女が言うように手を出してはいけない物だと良く分かった」

女海賊「いーじゃんいーじゃん!?…で女エルフさぁ…私らどんな風に見えてた?」

女エルフ「消えたり…現れたり」

女海賊「おぉ!!エルフでも消えて見えるって事はやっぱ時間の流れが原因だ!!」

女エルフ「どうして?」


多分さぁ今の現実世界って一番時間の流れが早い場所だよ

狭間の奥は時間の流れが遅くてそのもっと奥は止まるくらい遅い

狭間の奥に入ると時間に置いて行かれて

現実世界からは見えなくなってしまう…つまり消える


女エルフ「それを使えば指輪を奪い返せる?」

女海賊「絶対イケる…自信ある!」

剣士「どうやって?」

女海賊「この一番小さいアダマンタイトなら自分だけ狭間に入れる…これ使えばいつでも姿を消せる」

女戦士「危険だが良い作戦だ」

女海賊「狭間に入っちゃうと自分も向こう側が見えなくなるけど…剣士なら多分行ける」

剣士「え?」

女海賊「あんたは目が見えなくても目が見えてるから…アレ?変な事言ったな…」

剣士「感じる事は出来ると?」

女海賊「ソレそれ!!あんたなら指輪奪って戻って来れる」

女エルフ「すごい…私ドワーフに負けを認める」

女海賊「…あのね…ドワーフって強調しないでくれる?イラっとするから」

女エルフ「ごめんなさい」

女戦士「まぁ先ずは剣士の体力回復が先だ…その後その作戦で行けるか?剣士…」

剣士「分かった…マザーエルフ…いや母さんが命を懸けて守ろうとした指輪…必ず取り返す」

女戦士「よし!良い気構えだ!!とりあえず帰ってバーベキューでもするか」

女海賊「おぉぉぉ良いねぇ!!帰ろ帰ろ」


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