157:名無しNIPPER[sage]
2020/09/15(火) 00:00:54.30 ID:s4Ww8Seh0
カン カン カン
女海賊「魔女の婆ちゃん何作ってるんだろ?」
女エルフ「魔方陣のペンダントを作っているそうよ」
魔女「さぁ出来た…剣士?あなたのペンダントを作りました…着けておきなさい」
剣士「僕に?」
魔女「光の魔法はエルフが使うエレメンタルの魔法と違って魔方陣が必要なのです…さぁ着けてごらんなさい?」
剣士「はい…」
魔女「あなたは魔方陣の勉強をしていないから代わりにこのペンダントを作りました…これで千里眼を使えるでしょう」
剣士「ありがとう…」
魔女「早速使ってみなさい?」
剣士「えっと…千里眼!」ポワ
魔女「何が見えますか?」
剣士「うわぁ…何だ!!上にも下にも…頭の中に沢山の何かが入って来る」キョロ
魔女「初めて見えるという体験をしたのですね…それが見えるという事です」
剣士「何だ…これは何だ!?動いている?」
魔女「今あなたが見ている物はとてもゆっくり動いているでしょう…時間の流れが違うのです」
剣士「想像していた物と全然違う…何が何だか分からない…」
魔女「ここに居る間は見えることに慣れておいた方が良いですね」
女海賊「剣士の反応がウケるww」
女戦士「無理もないな…目からの情報が多すぎるのだ」
女海賊「他人の視点ってどう見えるんだろ?自分が見てるのと違ってたらやっぱ混乱するかな?」
女戦士「他人がもしも虫だったとしたらどう思う?」
女海賊「虫!?…そういう事かぁ…そりゃ混乱するなぁ」
女戦士「そういう事だ」
剣士「うわぁぁ…はぁはぁ…」
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