高垣楓「あなたがいない」
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41: ◆eBIiXi2191ZO[sage saga]
2020/09/14(月) 21:20:15.89 ID:Od9IjqsH0

 翌週から仕事の合間を縫って、ミーティングが開かれる。
 私がリーダーになったとは言え、企画からスケジュール管理まで行うのはチームの他のメンバー。
 私はアイディア出しとパフォーマンス、それを求められている。実際、仕事のスケジュールは半年先まではある程度埋まっている。そこは問題ない。

「やはり、ライブでしょうか……」

 私は切り出す。
 チームを作っているからこそ、先々にある道標(ランドマーク)を表さねばならない。それもはっきりと目立つように。

「そうなるでしょうね」

 私の切り出しに、プロデューサーは頷く。

「楓さんはどういうコンセプトでやってみたいと思ってます?」

 プロデューサーは言葉を続けた。




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