高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「普通のことをやるだけのカフェで」
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19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/13(日) 19:08:19.48 ID:5/tybdgM0
加蓮「……いや、待って待って?」

藍子「?」

加蓮「なんで私達こんな真面目な話してんの」

藍子「私は、最初から真面目にお話しているつもりですけれど……?」

加蓮「そうなんだろうけどそうじゃなくて……。っていうか元々藍子のコーデの話とかだったじゃん! なんでこんなことになってんのっ」

藍子「ふふ、そう考えてみると、お話って不思議ですよね。なんでもないお話から、大切なお話に繋がっていくのも、いいと思いますよ」

加蓮「えー」

藍子「最初から、こう――大事なお話があるんです! って言われると、緊張感を持ってお話することはできますよね。でもそれだと、肩に力が入っちゃいます」

藍子「それよりは、のんびりお話して、あるがままに答えて――」

藍子「そうした方が、着飾ったりしていない、本当の気持ちを聞くことができるって思いませんか?」

加蓮「……言いたいことは分かるけど」

藍子「けれど?」

加蓮「なんかさ」

藍子「うん」

加蓮「真面目な話とテキトーな雑談って、分けておきたいかな?」

藍子「あ〜……」

加蓮「ちゃんと線引きしておかないと、仮面は脆くなっていくばかりだし。……私だって誰彼構わず話したい訳じゃないんだし?」

藍子「そっか、加蓮ちゃんはそうですよね……」


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