羽川翼「それが……我が主人のお望みとあらば」阿良々木暦「決まりだな」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/09/08(火) 22:42:15.35 ID:lUuaoiGOO
「阿良々木くんは私に傅かれるのは迷惑?」
「め、迷惑って言うか、困る」
「ほう? どうして困るの?」

彼のことだからきっと従僕となった私にえっちな命令をする妄想をしているのかと思ったら。

「だって俺たちは、その……友達、だろ?」

自信が無さそうにそんな確認をしてくる阿良々木くんを見て、私は友達として放っておけず。

「うん。友達だよ。私は阿良々木くんの友達」
「そうか……それなら、良かった」

そう言って太鼓判を押してあげると、阿良々木くんは嬉しそうに笑い、不覚にもときめいた。

「おや? おやおや?」
「ん? どうかしたか、羽川?」
「危ない、危ない。虜になるところだったよ」
「トリコ? ちょっと前まで週刊少年ジャンプに連載されてた美食家がどうかしたのか?」
「んーん。なんでもないよ」

私のご主人様はすごく鈍感で、困りものだ。


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