【ラブレコ】〜第1章〜穂乃果「待っててね、雪穂。お姉ちゃんが見つけるから」
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7: ◆wU90jn4ibk
2020/09/01(火) 09:00:01.42 ID:oDG5Ig1P0
生徒A「って二人とも最近のアイドルとかは知らないか」

雪穂「あんまり興味ないからね」

生徒B「それでそのさゆさゆってアイドルが地元を紹介して」

生徒C「なんでも日本刀マニアらしくて、昔からの趣味でよくこの美術館に通ってたんだって」

生徒A「それでアイドルになってからもプライベートでよくここに来てて」

生徒B「彼女が芸能人だって気付いた美術館のスタッフが彼女の事務所に仕事の依頼をかけて」

生徒A「それでうちの美術館を宣伝して欲しいって頼まれて」

生徒C「結果その仕事が成功して、元々時代劇とか剣に興味なかった人たちもこの美術館にハマって」

生徒B「それで今じゃ客足が増えすぎて、この美術館も予約する人が多くなって」

生徒C「当日入るのは難しいくらいなんだって」

雪穂「それじゃあ私たち、今日運がよかったね」

亜里沙「あの水のおかげかな?」

雪穂「まさか?(笑)ありえないよ」

2時間ぐらいかけて一通り、何種類もの日本刀を見て回り
館内に置いてあるテレビにはそのさゆさゆってアイドルが地元のロケでこの美術館に来た時の番組を収録したビデオが繰り返し再生されている

雪穂「へぇ〜なかなか可愛いじゃん」

生徒「でしょ?でしょ!」

雪穂「うちのお姉ちゃんも亜里沙のお姉ちゃんもスクールアイドルやってるんだけどね」

生徒B「スクールアイドル?」

亜里沙「学園内で活動しているアイドル研究部の部員の中で結成されたアイドルだよ」

生徒C「スクールアイドルっていうと「A-RISE」ぐらいしか知らないな」

生徒A「あの人たちもすごいよね」

『20』
さっきから1時間ペースで同じような紙が何度も落ちてくる
しかも一度に5枚も

生徒A「何かさっきから私たちの前にばっかり落ちてくるけど」

生徒B「場所を変えてもしつこく降ってくる」

生徒C「なんか気持ち悪いよね」

雪穂「どうせ誰かのいたずらでしょ?」

亜里沙「誰かに狙われているとかないよね?」

生徒A「もし私たちの後を付けてくるような不審者がいたら通報しよう」

雪穂「とりあえずホテルに着くまで問題なければいいけど」

このままじゃ他のお客さんにも迷惑かかるから美術館を出て、私たちは次の観光地へ向かった

・水名神社で参拝

さっきから不吉な事ばかり起きるので
私たちは神社に行って厄除けのお守りを買う

雪穂「根拠はないけど、人間じゃなくて何かに呪われてるって可能性も考えられるから」

雪穂「それならこのお守りを買って除霊しよう」

生徒A「私はやっぱり人間の仕業だと思うんだけど」

生徒B「雪穂がそういうならそれも信憑性があるよ」

生徒C「それより亜里沙が何か絵馬買いに行って何か書いてるけど」

私たちは特に今会いたい人とか恋しいものはないから
絵馬は必要ないんだけど、亜里沙は昔両親亡くしてるから書きたい気持ちも分かるんだ

亜里沙「2つも買っちゃった、1枚目はこれ」

亜里沙の絵馬『ロシアのおばあちゃんに会えますように』


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