【ラブレコ】〜第1章〜穂乃果「待っててね、雪穂。お姉ちゃんが見つけるから」
1- 20
16: ◆wU90jn4ibk
2020/09/01(火) 09:15:12.93 ID:oDG5Ig1P0
しばらく歩いていると路地裏に迷いこんでしまった私

穂乃果「あれ、ここどこ?穂乃果方向音痴だから地図なんか見てもわかんないよ….誰か助けてえええええ!(花陽ちゃんのものまね)」

???「やけに騒がしいわね、気になって駆けつけたら見かけない顔ね」

穂乃果「やばい、知らない人に目付けられちゃった」

???「あなた、この街の魔法少女じゃないわね?どこから来たの?」

穂乃果「どこからって、何で私が魔法少女だって知ってるんですか?」

???「その指輪を見たら一目瞭然よ、魔翌力の反応を感じて来てみたらここにたどり着いた」

何か知らないけど、この人危ないよ
さっきからすごい言いがかりつけてくるし
何か見た目とか雰囲気は海未ちゃんに似てるけど
海未ちゃんよりも威圧感が増して、更に声も低くて

穂乃果「あの、すいません。隣の東京で秋葉原から来ました」

???「よその魔法少女がうちに何のようかしら?」

関係ないと言いたい所だけど、答えないといつ殺されてもおかしくない状況だ
事情を話せばきっとこの人も納得してくれるかな?

穂乃果「実はうちの妹が昨日から修学旅行で神浜に行ってて、今日突然行方不明になったって学校の人から連絡が来たんです!」

穂乃果「もしかしてこれも魔女絡みの事件ではないかと、いてもたってもいられなくてこの街に駆けつけました!」

???「事情は分かったけど、でも今のあなたには妹さんを救うなんて無理よ」

穂乃果「どうしてそんな事言われなきゃいけないんですか?」

???「あなた、つい最近契約したばかりの新米でしょ?」

穂乃果「そうですけど、どうしてそこまで?」

???「私ぐらいのベテランになるとその挙動からして戦いに慣れていない魔法少女だって分かるのよ」

ベテランっていうとこの人も絵里ちゃんと同じぐらい長年戦ってきたって事?
絵里ちゃんにもさっき似たような事言われた

???「ずいぶん警戒してるけど、私は別にあなたの敵じゃないわ!」

穂乃果「だって見るからに十分怪しいですよ」

???「あなただって見慣れない制服着て、どう見てもこの辺の生徒じゃないわよ」

???「せめてソウルジェムを隠して私服で来るべきだったわね」

穂乃果「面目ないです…」

???「それに新米とか弱い相手にわざわざ攻撃なんかしないわ、そもそもあなたの味方でもないけど一人にしておくのが心配で」

穂乃果「あの、だったら見逃してくれませんか?私、急いでるんです」

???「どこに行くつもり?」

穂乃果「これから待ち合わせしていて、同じ学校の1つ年上で魔法少女としては7年も先輩の人と会う予定なんです」

???(7年も先輩って….それじゃあ私と同期って事になるのかしら?)

???「そう?よくわからないけど、あなた道に迷ってるみたいね」

???「だったら私が案内するわ、この街の事を何ひとつ知らないあなたが一人で行動するのは無用心よ」

穂乃果「ありがとうございます!あの私、秋葉原にある音ノ木坂高校から来た2年の高坂穂乃果って言います」

???「高校2年生….って事は鶴乃と同い年ね」

穂乃果「鶴乃って?」

???「何でもないわ、私は神浜市立大学に通う1年生の七海やちよよ」

やちよ「自慢じゃないけど、あなたの先輩と同じ歳月を戦ってきたベテラン魔法少女よ」

穂乃果(七海やちよって....にこちゃんが言ってたモデルの人?部室にもサイン飾ってあるし)

穂乃果「そうなんですか、やっぱりオーラがすごいです」

やちよ「一応これでも芸能人だからね、あなたは知らないと思うけどこの街だけじゃなく、全国的に有名なモデルよ」

穂乃果「すいません、私これでも芸能界とか疎いもんで」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
55Res/146.54 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice