【ラブレコ】〜第1章〜穂乃果「待っててね、雪穂。お姉ちゃんが見つけるから」
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◆wU90jn4ibk
2020/09/01(火) 09:09:03.86 ID:oDG5Ig1P0
第二話「故郷、神浜に里帰リーチカ」
―――その頃、絵里は―――
―PM 3:30
絵里「約2年半ぶりに故郷に帰ってみたけど」
絵里「だいぶ変わり果てたわね」
昔はいろんなレジャー施設や建物がそびえ立っていたけど
私が音ノ木坂で過ごしているうちに今は街のほとんどが廃墟と化してしまった
見違えるほど荒れ果てた街並み、治安が悪いのは昔からだけど
今はより一層魔法少女同士の敵対関係が酷くなっている
例のホテルに向かって歩いていると、中学生くらいのピンク髪の女の子がこの街で傭兵として名を轟かしている金髪の少女に言いがかりをつけられている
噂の傭兵「おい!オマエさっき水飲んでたピンクの奴だよな?」
少女(怖い人に声掛けられてしまった…)
少女(よく見たらこの子、街に貼ってあった指名手配のポスターに載ってた要注意人物にそっくり)
少女「ちっ、違います!」
傭兵「ウソつけよ、オレもさっきそこで水飲んでたから知ってるぞ」
例の傭兵は私の妹にどこか似ている気がした
金髪なのはもちろん全く同じ声に聞こえる
でもうちの亜里沙はこんなに尖っていない
少女「あの…ごめんなさい!私、今急いでて」
傭兵「オマエ魔法少女だろ?」
少女「えっ?」
どうやらこの子たちも魔法少女みたいだけど
7年も魔法少女やっていて歳も遥かに上なこの私に敵う相手なんているわけがない
いてもせいぜい七海やちよ、和泉十七夜や希くらいのベテラン魔法少女に限る
傭兵「よそを出歩くならバレないように指輪ぐらい外しとけよ」
少女「すいません!私この街の者じゃないので、掟とかよく知らなくて」
傭兵「堂々と他人のテリトリーを荒らしに来た奴の発言とは思えねえな」
少女「本当に違うんです、そんなつもりさらさらないから」
傭兵「まあいいや、今回は見逃してやるよ」
少女「ありがとうございます」
傭兵「もちろんただでは帰らせねえぞ!」
少女「どうして?」
傭兵「オレの島に不法侵入した罰金として1000円払ったら帰してやる」
少女「ごめんなさい、私今財布持ってなくて」
傭兵「ウソついてんじゃねえ、だった中身見させてもらうぞ!(カバンを引ったくる)」
少女「もうやめてっ!(泣)」
傭兵「悔しかったらオレと勝負して取り返してみ…..痛てっ!(通りかかった魔法少女の攻撃を受ける)」
絵里「みっともない真似はやめなさい!」
傭兵「あ?誰だてめえ?よそ者が邪魔すんな!」
ハンマーを振り下ろしてくるが、私は華麗に避けて反撃
絵里「甘いわ!確かにあなたは魔法少女として強いけど、所詮ベテランの力には程遠いわね」
更には傭兵のハンマーを素手で受け止めた
傭兵「ウソだろ?これだけの魔翌力を込めてるのに….まるで効いてねえぞ」
絵里「今日の所は大目に見てあげるわ、でもこれからはそんな手荒な行動はやめなさい!」
傭兵「わかった….わかったからもう勘弁してくれ!」
観念した傭兵はピンクの髪の少女にカバンを返した
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