1:名無しNIPPER
2020/08/23(日) 14:23:30.84 ID:EHCUCfR90
廊下
女子生徒「あ、あの…君直枝君だよね…」
理樹「えっ?そうですけど」
理樹(残暑が過ぎ、そろそろ脳裏に秋という言葉が浮かび上がる季節になってきた。そんなある日、廊下を歩いていると1人の見慣れない女子生徒から声をかけられた)
女子生徒「こ、これ宮沢君に渡してくれない?絶対他の人には秘密でね!」
理樹(そう周囲を警戒しながら僕に渡したのは一通の白い手紙だった。ハートのシールで留められたそれは誰がどう見てもラブレターにしか見えない。実際恥ずかしそうにそそくさと去っていく彼女の姿を見ると間違いではないようだ)
理樹「ち、ちょっと一方的な!」
理樹(僕の抗議の声も聞かず彼女は一瞬でその場から姿を消した)
理樹「困ったな……僕こういうのは苦手なのに」
理樹(親友へのラブレターほど受け取って気まずい物はない。実際どんな顔して渡せばいいのか……ともかく渡さないという選択肢もないのでひとまず預かることにした。放課後、謙吾が1人の所に隙を見てさっさと渡してしまおう。おそらく名前は書いてあるだろうし後は当人達で解決させるはずだ)
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2:名無しNIPPER[saga]
2020/08/23(日) 14:38:00.48 ID:EHCUCfR90
教室
真人「ちくしょーー!!あと俺の手が数センチ長かったならなぁ!」
謙吾「ふはは!この宮沢謙吾、足技も伊達ではないというところを見せてしまったかな?」
3:名無しNIPPER[saga]
2020/08/23(日) 14:53:48.29 ID:EHCUCfR90
通り道
理樹「………」
謙吾「そこで恭介が言った言葉がこれまた傑作でな!」
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