提督「観光するか」 金剛・瑞鶴・響「はいっ!」 空母棲姫「…………」
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69:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2020/08/30(日) 00:15:25.69 ID:sA+YA8rG0
空母棲姫「想像を膨らませるのは楽しそうでしょう?」

提督「なるほどな。そうだな……目立つ物と言われてもな……」

空母棲姫「……まさか本当に無いの?」

提督「……強いて言うのならば、お伊勢さん──いや、伊勢神宮があるという事か? 私は滅多に行かなかったが」

空母棲姫「神宮という名前だから大きいと思ったのだけれど、そうでもないのかしら」

提督「いや、かなり大きいと思うぞ? 県外からの参拝をしにくる人はある程度は居たが、地元の人が行くとしてもせいぜい初詣くらいだったからな……」

空母棲姫「近いが故に、というもの?」

提督「そうなのかもな。在るのが当たり前だったのかもしれん」

空母棲姫「伊勢神宮……。行ってみたいわ」

提督「ああ。向こうに着いたら行こうか。……だが、そこまで面白いとは思えないから期待するなよ?」

空母棲姫「なら、期待しておくわね」

提督「困るなそれは……。ならば、あの人の店に立ち寄って詳しい事を訊いておくか」

空母棲姫「あの人の店?」

提督「40年以上続いている食堂がある。そこの大将……こう言うと語弊があるな。そこの店主がそういう事に詳しいはずだ。子供の頃に入り浸っていたら、たまに伊勢神宮の本当の参拝の仕方を教えてくれていたような記憶がある」

空母棲姫「気になるわね。そこも行ってみたいわ」

提督「ああ良いぞ。私も久々にあのからあげ丼を食べたい」

空母棲姫「からあげ丼……? 聞いた事がないのだけど、ご飯の上に唐揚げでも乗せているのかしら」

提督「近いが少し違う。正確には玉子とじにした唐揚げが乗っているんだ。これが癖になってしまう味でな。それでいてすんなりと胃袋に収まってしまう味付けをしているものだから、ついつい通ってしまったよ」


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