提督「観光するか」 金剛・瑞鶴・響「はいっ!」 空母棲姫「…………」
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56:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2020/08/28(金) 02:53:10.31 ID:7x0EuHPR0
瑞鶴「うん……。提督さんと一緒に皆で議論を重ねていって、戦力バランスとかどれくらい長く鎮守府に居たかとか、色々な要因を踏まえた上でこの結論になったの」

空母棲姫「……ごめんなさい。嫌な事を聞いてしまったわ」

響「……仕方の無い事だった。私達は、それで納得しているよ」

提督「……………………」

空母棲姫「……期日はいつなの?」

提督「……本日付だ」

瑞鶴「はぁ!? ちょっと待ってよ!! それっていくらなんでも酷過ぎるわよ!?」

響「いきなり一方的に除籍を言い渡して、その上さらに今日中に出て行け……? こっちの事は何も考えていないじゃないか」

金剛「……陰湿な嫌がらせデス。事の発端は作戦本部長の致命的なミスだというのに、ここまでしつこくしてきマスか」

提督「文句は山ほど言いたいだろう。私だって同じだ。……だが、私達ではどうしようもない。軍に於いて上官の命令は守らなければならない。こんな命令など無視してしまいたいが、無視をした所で訪れるのは破滅だ」

瑞鶴「……提督さん、どうしようもないの?」

提督「抗議は意味を成さない。立ち向かうのは自殺するのと変わらない。お前達を連れて逃げた所で追い詰められて消されるだけだ。……いくらこいつらが腐っているとはいえ、軍に所属していない艦娘を許すほど無能ではない」

響「……まさに詰みだね」

提督「……すまん」

瑞鶴「どうして提督さんが謝るのよ……悪いのは向こうじゃないの」

提督「こうなる事を予測しなければならなかった。ただただ漠然とお前達と過ごして堕落の限りを尽くしていた結果がこれだ」

金剛「……………………」

響「……もう会えないの?」

提督「どうだろうか……。お前達を残してくれた他の子達の事を考えると、恐らく会う事は難しい」

瑞鶴「連絡、全然来ないもんね……」


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