提督「観光するか」 金剛・瑞鶴・響「はいっ!」 空母棲姫「…………」
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10:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[saga]
2020/08/20(木) 01:26:54.52 ID:0vpAmYGA0
提督「それだけでも大ごとではあるが、問題はそこじゃない。問題点はなぜお前が建造されたか、だ」

空母棲姫「なんだ? その口振りでは計画外だったようだな」

提督「計画外であり予想外の事態だ。今こうして書庫をひっくり返して調べていたが、今までこんな事例は確認すらされていない。妖精のする建造とは艦娘の建造。それがなぜ深海棲艦を建造する事になったのか全く分かっていない」

空母棲姫「……それで、何が言いたい?」

提督「お前は何か身に覚えはないか? なんでも良い」

空母棲姫「なぜ私がそれを言う必要がある?」

提督「お前だって気になっているんじゃないか?」

空母棲姫「……気になっていないと言えば嘘になる」

提督「そうか。ならば何か引っかかる点はあるか?」

空母棲姫「……………………」

提督「……………………」

金剛「……………………」

空母棲姫「……夢を見た」

提督「夢?」

空母棲姫「艦娘に沈められた深海棲艦は、艦娘として復活する夢だ」

提督「……ふむ。続けてくれ」

空母棲姫「沈んでいく私は意識が薄れていき、砲火や探照灯、月の光が見えていた」

空母棲姫「そうして目覚めたらここだ。気になる記憶と言ってもそれくらいしか憶えておらん」

提督「……金剛。近場の海域での戦闘記録はあるか?」

金剛「一週間以上前のでしたらあるデス」

提督「瑞鶴、響と一緒に過去三ヶ月分の資料を探して見付けてきてくれ」


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