提督「観光するか」 金剛・瑞鶴・響「はいっ!」 空母棲姫「…………」
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9:妖怪艦娘吊るし ◆I5l/cvh.9A[sage saga]
2020/08/20(木) 01:16:53.96 ID:0vpAmYGA0
金剛「テートク」コンコンコン

提督「──どうした金剛」

金剛「例の深海棲艦が目を覚ましまシタ」

提督「そうか。入れ」

ガチャ──パタン

空母棲姫(? ここが提督室……? やけに狭いわね。さっきの倉庫よりも一回り小さく感じるわ)

空母棲姫(おまけに備品も随分とお粗末。そこいらの廃材置き場から見繕ってきたかのよう。……無能な指揮官に対する扱い、かしら?)

空母棲姫(それにしても、やたらと本が置かれているわね……)

空母棲姫「お前が提督か?」

提督「ん? ──ああ、そうだ。お前は自分をどのように認識している」

空母棲姫「随分と妙な聞き方をする。──深海棲艦だ。それ以外の何者でもない」

提督「こちらではお前の事を『空母棲姫』と呼称をしている。そう呼ぶが構わんか?」

空母棲姫「好きにしろ」

提督「そうか。ならば空母棲姫。お前はどうやってこの鎮守府に来たか分かるか?」

空母棲姫「……憶えていない」

提督「ならば言おう。お前はさっきの工廠で建造された」

空母棲姫「……………………」

提督「ふむ。どうやら憶えてはいたが信じていなかったようだな」

空母棲姫「……あんな不出来な夢物語、信じる方がおかしいだろう」

提督「だが事実だ。私は目の前でお前が建造される瞬間を見ている。お前の後ろに居る金剛もそうだ」

空母棲姫「……………………」チラ

金剛「ハッキリと見まシタよ。私だって自分の目を疑ったデス」


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