高森藍子が一人前の水先案内人を目指すシリーズ【ARIA×モバマス】
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◆jsQIWWnULI
2020/09/13(日) 20:21:53.80 ID:AmsHkCZS0
「あ、これかわいいかも」
「こっちもなかなか……」
「これなんかはどうでしょう……」
長く奥まで続いている屋台を、一つ一つ見ていき、自分のお気に入りの夜光鈴を探す。初めての夜光鈴だから、自然と選別にも力が入る。
「……ちょっと、一回みんなバラバラになって自分のお気に入りのやつを探そう」
今まで一緒に行動してきた私たちは、あずきちゃんのその言葉で別行動することになった。
「あっ、これかわいい…・・」
しばらくして、今まで見てきた中で一番気に入る夜光鈴を見つけた。その夜光鈴は薄い緑色で流れるような模様の入ったものだった。舌には噂の夜光石がぶら下がっている。
「すいません。これください」
私がその夜光鈴を指さしながら屋台のおじさんにそう言うと、おじさんは驚いたような表情をした。
「おお。お嬢ちゃん、お目が高いね。これは有名なガラス工房で作られたものなんだよ。シンプルなデザインだけど、いい雰囲気だろう?よくこれを選んだね」
「はい。これが今まで見てきた中で一番かわいかったので……」
「そうかいそうかい。こいつは普通なら夜光鈴にしてはいい値段するんだけど、今回はセンスのいいお嬢ちゃんに特別出血大サービスで、普通の夜光鈴と同じ値段で売ってやるよ」
「本当ですか!?」
「もちろん。この夜光鈴も、そういう人の下に行くのが幸せってもんだかんな」
「ありがとうございます!」
おじさんに夜光鈴を渡してもらう。近くで見ると、より一層かわいく、愛おしく見える。
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