高森藍子が一人前の水先案内人を目指すシリーズ【ARIA×モバマス】
↓
1-
覧
板
20
51
:
◆jsQIWWnULI
2020/08/30(日) 18:57:42.51 ID:s2H4XrND0
来たことのない水路でゴンドラを漕ぐのは、結構神経をすり減らす。慎重になりすぎるあまりゆっくりになって、他の人の進行を邪魔してもいけないし、だからと言ってゴンドラの規定スピードを超える速さで移動することもできない。水先案内人はいつだって、一定のスピードを求められるのだ。
のろのろ
……なんて言っても、今私は既定のスピードより遅いスピードで走行しているけど。
すると、私のゴンドラを巧みによけながら進んでいくゴンドラが一つ。姫屋の制服に身を包み、長くきれいな髪の毛をなびかせながら、ほれぼれするような操舵技術で私のゴンドラを避けていった。
「あ」
そのゴンドラを見て、アイさんが口を開く。
「どうしたんですか?」
「いや。さっき藍子ちゃんのゴンドラを抜かしていった人、晃さんだったから、つい……」
「晃さん?」
「そう。旧・水の三大妖精の一人で、今でも現役で水先案内人をしているすごい人なんだ」
「へぇ〜。知らなかったです」
水の三大妖精というのは知っていたが、彼女がそのうちの一人だったとは知らなかった。
「……いずれ、藍子ちゃんも会うことになるかもね」
アイさんはそう言いながら、少し懐かしそうな顔をした。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
104Res/136.99 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
高森藍子が一人前の水先案内人を目指すシリーズ【ARIA×モバマス】-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1596878546/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice